【 ロマネコンティに匹敵 】 『ブルゴーニュの中心に輝く宝石』『神に愛された村』と称えられ、世界一有名かつ高価なワインを生み出す聖地ヴォーヌ・ロマネ村。黄金の丘のコート・ド・ニュイ中央に位置し、ロマネ・コンティRomanee-Conti (1.8ha)、ラ・ターシュLa Tashe (6ha)、リシュブールRichebourg (8ha)、ロマネ・サン・ヴィヴァンRomanee-St-Vivant (9.5ha)、ラ・グランド・リュLa Grande Rue (1.4ha)、ラ・ロマネLa Romanee (0.84ha)と呼ばれる煌びやかな「6つの特級畑」が中心部を構えます。このうち4つの畑が、1人のオーナーが占有するモノポール(単独所有畑)。ロマネ・コンティとラ・ターシュを所有するのはご存じDRC(Domaine de la Romanee-Conti)社。ラ・グランド・リュは、フランソワ・ラマルシュDomaine Francois Lamarcheが所有します。そして今回出品のラ・ロマネを単独所有するのが、ドメーヌ・デュ・コント・リジェ・ベレールDOMAINE DU COMTE LIGER-BELAIRになります。東はロマネ・コンティと、北はリシュブールと接する、このラ・ロマネの面積は、ロマネ・コンティよりも小さな僅か0.84ha。フランス最小のグラン・クリュです。リジェ・ベレール家ではかつて、ロマネ・コンティとラ・ロマネは同じブドウ畑であったという言い伝えが残されています。現当主ルイ・ミッシェル氏曰く、「グランクリュとは巨大さではなく、シンフォニーのような複雑さのこと。」 「野性的なリシュブールと比べれば、《ラ・ロマネもロマネ・コンティも同じ香り》を持っている。同じ雨や太陽を浴びているが、斜面の位置が違うし同じテロワールではない。仕上がってくるものは別物で両者を比較することはできない。」と語っています。リジェ・ベレール家は、ナポレオンにも軍人として仕えてきた由緒ある貴族。1815年、ナポレオン政権下の将軍であった初代ルイ・リジェ・ベレール氏がドメーヌを設立し、当時はラ・ターシュやラ・グランド・リュ、シャンベルタン等、名だたる特級畑を持つ大ドメーヌでした。今でもラターシュの前にそびえる十字架にリジェベレールの銘が刻まれているのはこのためです。その後の相続問題により所有畑は分割され、リジェ・ベレール家はこれらの畑を手放すことに。ラ・ロマネと一部の優良な一級畑を残し、ブドウの栽培・醸造・瓶詰の全てを「ルロワ」、「アルベールビショー」、「ブシャール・ペール・エ・フィス」などに一任してきました。そんな折、7代目ルイ・ミッシェル氏は、軍人の道に進まず祖父と同じくブドウ栽培家となり、ワイン生産者という道を歩みます。そしてドメーヌ・デュ・コント・リジェ・ベレールが誕生。今やロマネ・コンティ、ルロワに並ぶ生産者の1人と言われるまでに成長を遂げています。今回のワインは、もちろんコント・リジェ・ベレールが単独所有するラ・ロマネ特級畑産からのワインですが、リジェベレール家が樽ごとブシャール社に譲り渡していた当時の希少なストックになります。ブシャール・ペール・エ・フィス社とは、1731年創業の歴史ある名門。コートドールを中心に、グランクリュを12ha、プルミエクリュを74ha、総面積130haの畑を所有します。1995年にシャンパーニュ・アンリオを所有するジョゼフ・アンリオ氏が経営を引き継ぎ、ブシャールはこれまで以上に世界に名が知れ渡るドメーヌとなっています。ちなみに1979年は、フランスの主要産地においては優れたヴィンテージでした。ボルドーやブルゴーニュで春先から夏季の低温・日照不足の心配はありましたが、9月の収穫期には天気が回復、寒暖差が大きく日照に恵まれ優れたヴィンテージとなり、 シャンパーニュ、アルザス、ローヌも同様に優れたヴィンテージと評価されています。コント・リジェ・ベレールのラ・ロマネ・ グラン・クリュは、現在100万円~200万円で流通します。飲み頃までの熟成を考えると現行ヴィンテージを購入するのは躊躇するところ。それを考慮しても、飲み頃バックヴィンテージのこの1本はたいへんに魅力的だと思います。ラ・ロマネの生産本数が最大でも4000本程ですから、ブシャール社所有時の44年熟成のバックヴィンテージは、「幻」という程に価値を持った1本です。
【 ロマネコンティに匹敵 】
『ブルゴーニュの中心に輝く宝石』『神に愛された村』と称えられ、世界一有名かつ高価なワインを生み出す聖地ヴォーヌ・ロマネ村。黄金の丘のコート・ド・ニュイ中央に位置し、ロマネ・コンティRomanee-Conti (1.8ha)、ラ・ターシュLa Tashe (6ha)、リシュブールRichebourg (8ha)、ロマネ・サン・ヴィヴァンRomanee-St-Vivant (9.5ha)、ラ・グランド・リュLa Grande Rue (1.4ha)、ラ・ロマネLa Romanee (0.84ha)と呼ばれる煌びやかな「6つの特級畑」が中心部を構えます。このうち4つの畑が、1人のオーナーが占有するモノポール(単独所有畑)。ロマネ・コンティとラ・ターシュを所有するのはご存じDRC(Domaine de la Romanee-Conti)社。ラ・グランド・リュは、フランソワ・ラマルシュDomaine Francois Lamarcheが所有します。そして今回出品のラ・ロマネを単独所有するのが、ドメーヌ・デュ・コント・リジェ・ベレールDOMAINE DU COMTE LIGER-BELAIRになります。東はロマネ・コンティと、北はリシュブールと接する、このラ・ロマネの面積は、ロマネ・コンティよりも小さな僅か0.84ha。フランス最小のグラン・クリュです。リジェ・ベレール家ではかつて、ロマネ・コンティとラ・ロマネは同じブドウ畑であったという言い伝えが残されています。現当主ルイ・ミッシェル氏曰く、「グランクリュとは巨大さではなく、シンフォニーのような複雑さのこと。」 「野性的なリシュブールと比べれば、《ラ・ロマネもロマネ・コンティも同じ香り》を持っている。同じ雨や太陽を浴びているが、斜面の位置が違うし同じテロワールではない。仕上がってくるものは別物で両者を比較することはできない。」と語っています。リジェ・ベレール家は、ナポレオンにも軍人として仕えてきた由緒ある貴族。1815年、ナポレオン政権下の将軍であった初代ルイ・リジェ・ベレール氏がドメーヌを設立し、当時はラ・ターシュやラ・グランド・リュ、シャンベルタン等、名だたる特級畑を持つ大ドメーヌでした。今でもラターシュの前にそびえる十字架にリジェベレールの銘が刻まれているのはこのためです。その後の相続問題により所有畑は分割され、リジェ・ベレール家はこれらの畑を手放すことに。ラ・ロマネと一部の優良な一級畑を残し、ブドウの栽培・醸造・瓶詰の全てを「ルロワ」、「アルベールビショー」、「ブシャール・ペール・エ・フィス」などに一任してきました。そんな折、7代目ルイ・ミッシェル氏は、軍人の道に進まず祖父と同じくブドウ栽培家となり、ワイン生産者という道を歩みます。そしてドメーヌ・デュ・コント・リジェ・ベレールが誕生。今やロマネ・コンティ、ルロワに並ぶ生産者の1人と言われるまでに成長を遂げています。今回のワインは、もちろんコント・リジェ・ベレールが単独所有するラ・ロマネ特級畑産からのワインですが、リジェベレール家が樽ごとブシャール社に譲り渡していた当時の希少なストックになります。ブシャール・ペール・エ・フィス社とは、1731年創業の歴史ある名門。コートドールを中心に、グランクリュを12ha、プルミエクリュを74ha、総面積130haの畑を所有します。1995年にシャンパーニュ・アンリオを所有するジョゼフ・アンリオ氏が経営を引き継ぎ、ブシャールはこれまで以上に世界に名が知れ渡るドメーヌとなっています。ちなみに1979年は、フランスの主要産地においては優れたヴィンテージでした。ボルドーやブルゴーニュで春先から夏季の低温・日照不足の心配はありましたが、9月の収穫期には天気が回復、寒暖差が大きく日照に恵まれ優れたヴィンテージとなり、 シャンパーニュ、アルザス、ローヌも同様に優れたヴィンテージと評価されています。コント・リジェ・ベレールのラ・ロマネ・ グラン・クリュは、現在100万円~200万円で流通します。飲み頃までの熟成を考えると現行ヴィンテージを購入するのは躊躇するところ。それを考慮しても、飲み頃バックヴィンテージのこの1本はたいへんに魅力的だと思います。ラ・ロマネの生産本数が最大でも4000本程ですから、ブシャール社所有時の44年熟成のバックヴィンテージは、「幻」という程に価値を持った1本です。
他にも、ワイン出品中です。 同日落札は同梱可能です。https://auctions.yahoo.co.jp/seller/guwqe18003
JSAソムリエです。諸事情により、長年に渡りコレクションしてきたワインを放出します。ユーロカーヴのワインセラーで保管してます。ラベル汚れや、熟成による澱(沈殿物)はありますが、ワインの状態はかなり良いと思います。ワインという性質上、ノークレーム&ノーリターンでお願い致します。落札日から3日程度で、ヤマト運輸にて発送させて頂きます。送料は全国一律 1,000円。 但し、沖縄・北海道・離島+500円。 クール便を希望する方は、事前にご連絡してください。+220円で対応可能です。 専用箱はありませんので、リサイクルのダンボールで発送致します。3日以内に入金確認ができない場合は、落札者都合にてキャンセルさせて頂きます。